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5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会の先駆け、葉山で行政側から回答があったようです。 以下、葉山町からの回答の全文を掲載します。 5年後 10年後こどもたちが健やかに育つ会 葉山支部 葉山町長 森英二 平成23年4月15日付け要請書について(回答) 本町の防災行政につきましては、日ごろ格別の御協力をいただき厚くお礼申し上げます。 さて、標記の件につきまして、本町の考えをご説明します。 本町では福島第一原子力発電所の放射線漏洩事故の成行きを注視しております。 県内において、放射線量及び放射能濃度の上昇が見受けられますが、人体に影響を及ぼす程ではないと承知しております。 また、教育現場における過度な心配により、子どもの心の安定を損なうことは良いことと言えません。 そのため、現在は、本町が独自に放射線量を計測する必要はないと考えておりますが、今後の状況を見極めながら、 柔軟に対応していくこととします。 なお個別の要請事項に対する回答は別紙のとおりです。 趣旨を御理解いただけたら幸いです。今後ともよろしく御指導くださいますようお願いいたします。 事務担当は、総務部総務課防災係 電話046-876-0147 個別の要請事項に対する回答 [放射線に関するもの] 要請1 町が、町内の空気中、土中、海水中及び上下水道中における放射線量又は放射能濃度及び 福島原子力発電所からの風向き等を定期的に計測するとともに、 町ホームページへの掲載等によりその情報を公開する 回答1 次のとおり安全な状況と考えられるため、必要ないものと考える。 ○県による空気中の計測状況 計測期間 H23.3.15~H23.5.11 最大値計測地点 モニタリング 横須賀地区ハイランド局 放射線量最大値 0.2128マイクロシーベルト毎時 100年換算量 186,412.8マイクロシーベルト 人体に影響なしとされる数値 200,000マイクロシーベルト以下 H23.5.12 14時現在放射線量 0.074マイクロシーベルト毎時 参考資料 神奈川県ホームページ 文部科学省「原子力防災の手引き」24頁 ○県による農地用地土壌の計測状況 計測日 H23.3.25 最大値計測地点 神奈川県農業技術センター北相地区事務所(相模原市) 放射線量最大値 202ベクレル毎キログラム 土壌中制限濃度 5,000ベクレル毎キログラム 参考資料 神奈川県ホームページ ○県による海水中の計測状況 計測日 H23.4.12 計測地点 茅ヶ崎市東海岸4丁目先(ヘッドランド) 計測結果 セシウム134及び137並びヨウ素131のいずれも検出されず 参考資料 神奈川県ホームページ 参考情報 H23.5.9~H23.8.22において、県内の海水浴場(長者ヶ崎、大浜、一色、森戸を含む)における 放射能濃度が計測さる予定 ○県営水道の計測状況 計測期間 H23.3.22~H23.5.11 最大計測地点 寒川浄水場 放射能濃度最大値 67.8ベクレル毎キログラム H23.5.11 現在放射能濃度 0 検出されず 摂取制限濃度 放射性セシウム 200ベクレル毎キログラム 放射性ヨウ素 300ベクレル毎キログラム 1歳未満の乳児の場合 放射線ヨウ素 100ベクレル毎キログラム 参考資料 神奈川県ホームページ 横須賀営水道の計測状況 計測期間 H23.3.21~H23.5.11 最大計測地点 逸見総合管理センター 放射能濃度最大値 41.8ベクレル毎キログラム H23.5.11 現在放射能濃度 0 検出されず 参考資料 横須賀市ホームページ (以下は、補足情報) ○ モニタリングに関する緊急要望 他の沿岸市町と共に神奈川県に対してモニタリングする緊急要望を実施している。 これは、市町単位では専門的に放射能を測定する機器が常備されておらず、 測定値を評価する専門機関も有していないため、県内における大気、海水、土壌の放射能測定ポイントの増設と 測定値の公表を要望するものである。 ○ 本町が保有する放射線量測定器(サーベイメータ) 消防署には、放射線量測定器及び防護服等が隊員用として常備されている。 これは、消防隊の出動を要する原子力災害が発生した場合に使用するものである。 (以下は、学校等(幼稚園、保育園、小学校及び中学校)を対象とするもの) 要請2 学校等が,ガイガーカウンター等の放射線測定器を備え、園内又は校内、 グラウンド上及び郊外学習時の出先における放射線量を毎日測定するとともに 必要に応じて屋外学習又は郊外学習を中止する。また、保護者が必要と判断した場合、 園生活又は学校生活におけるマスクの着用及び通園又は通学の自粛を可能とする。 回答2 本町教育委員会は、文部科学省及び神奈川県教育委員会等と連携を密に情報を収集している。 その結果、少なくとも県内は、安全な状況と考えられるため、必要ないものと考える。 ただし、今後の状況を見極めながら、町内においてもガイガーカウンター等による測定が必要と 判断した時は、柔軟に対応することとする。 なおマスクは、保護者の判断で着用させて構わない。 (以下は、補足情報) ○放射線量測定器の流通状況 フランス製のガイガーカウンターは20000円前後で入手可能とされているが、現在、流通していない。 流通する状況となった場合、本町において購入すること及び学校等で計測することを検討する。 要請3 学校等が、給食に使用する食材の原産地を表記するとともに、保護者が必要と判断した場合、 園児、児童又は生徒が、弁当及び飲料を持参してもよいこととさせる。 回答3 給食は、財団法人神奈川県学校給食会が安全性を確認した上で提供している。 ただし、要望があれば、原産地の情報開示はいつでも可能である。 また弁当及び飲料は、保護者の判断で持参させて構わない。 要請4 学校等が、屋内外における放射線量又は放射能濃度の状況を園児、児童又は生徒に説明し 放射線対策を指導するとともに、風雨の状況により、放射線量が高まる可能性に備えて 貸し出し可能な雨具を常備する。 回答4 少なくとも県内は、安全な状況と考えられるため、必要ないものと考える。 [津波に関するもの] 要請5 津波からの避難を目的とした訓練を実施する。 回答5 平成23年7月頃に同内容の訓練を実施する方向で検討している。 要請6 津波に対する避難場所を見直す。 回答6 他に選定可能な候補地がないか再確認するとともに、葉山小学校等への避難経路も検討していく。 なお、本町の津波ハザードマップは、本町に最大の津波被害を起こすと予想されている 元禄型地震を想定しており、神奈川県による津波浸水予測や、専門家による意見を反映して作成したが、 現在、他の沿岸市町と共に、神奈川県に対して津波浸水予測の見直し等を依頼している。 神奈川県による津波浸水予測が見直された場合、その結果を受けて 本町の津波ハザードマップを更新していく予定である。
by peacezushi
| 2011-05-17 01:05
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