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本日、本会の代表4名及び、賛同いただいた方数名で平井市長と面談してまいりました。 4月27日に提出した要請書に対する回答を書面で頂きましたのでこちらに掲載します。 23逗0101陳情・要望起共第4号の2 2011年(平成23年)5月20日 「5年後、10年後子供が健やかに育つ会」逗子支部 代表 岡本 理恵 様 逗子市長 平井 竜一 情報の公開・共有・学校への指導について(回答) このことにつきまして、次の通り回答します。 日頃より、市政の運営にご協力いただき厚くお礼申し上げます。 まず、海岸につきましては、神奈川県が平成23年度に開設予定の県内海水浴場周辺の海水について、5月9日から8月22日の間、定期的に放射能濃度を測定しております。 このうち、逗子海岸につきましては5月16日に測定しましたが、ヨウ素-131、セシウム-137、セシウム-134のいずれも不検出でした。この結果は市のホームページからもご確認いただけます。 また、逗子市内の大気中における放射線量の測定値については、平成23年4月27日から逗子市のホームページに掲載しております。 URL; http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/bousai/houshasen.html これは消防本部が管理する放射線簡易測定器により測定した数値を市民の皆さんに情報提供するもので、平成23年3月24日から現在に至るまで最新の情報を掲載しておりますので、ご確認ください。なお、測定値につきましては、現在のところ最小0.01〜最大0.12(マイクロシーベルト/時間)を推移しており、放射線量はごく微量で、人体に影響を及ぼすほどの数値は検出されておりませんので、ご安心ください。 次に、学校教育に関するご質問につきましては教育委員会からの回答をお伝え致します。 まず、ガイガーカウンターの設置及び校外学習での放射線量の測定についてですが、本市では、文部科学省のホームページに掲載されている環境放射線水準調査結果や、神奈川県から毎時間ごとに発表されているモニタリングポスト及び本市消防本部において測定された放射線量をチェックし、適宜県とも確認をとりながら教育活動を行い、必要であればその対策を講じることとしております。現時点での数値は、通常の教育活動を行うに何ら問題のないものとなっておりますので、ガイガーカウンターの設置等特段の措置をとる必要はないと判断しております。 次に、学校給食等に使われている食材についてですが、現在市場に流通している食品は国が定めた規制値に従い、各都県で放射能のモニタリング検査を行った上で出荷されております。 食材の原産地表記につきましては、すでに食材調達ルートの安全確認はできておりますので、原産地の表示は現在のところ考えておりませんが、今後も確認は怠らずに続けてまいります。 なお幼稚園につきましては、今後も問い合わせ等に対して情報の提供をするなど連携を図っていきたいと考えております。 お子さんをお持ちの保護者の方におかれましては、現在ご心配される事項の絶えないことは十分に理解申し上げます。これからも教育委員会及び、学校で様々な配慮を図り、子供たちが安心して学校生活を送ることができ、保護者のみなさんが安心して学校に送りだせるように、児童・生徒の安全確保に努めていきたいと考えております。 今後もご意見がありましたらお寄せいただきますようお願いします。 以上のような回答を頂きました。 4月27日に提出した要請書の内容において、お願いした一部の事項、海水・大気等の測定は実現しましたので、ひと月たち再度のお願いを追記したものを提出致しました。 以下は本日提出した要請書です。 要請書 逗子市市長 平井竜一様 市議会議員の皆様 要請事項 逗子のこどもたちが安心して暮らせるように情報の公開・共有、学校への指導をお願いいたします。 要請の主旨 3月11日、東日本大震災が起こり、たくさんの方が亡くなりました。 また、その影響で、東京電力福島第1原発事故が起き、いまも予断が許されない状況です。 原子力発電所からは毎日、放射能が出つづけ、海には放射能に汚染された水が流されています。 チェリノブイリの原子力発電所の事故と同レベルの「レベル7」の報道がされ 避難区域も広がりはじめています。 あの日から、目に見えないものが、うっすらとわたしたちを包んでいます。 地震以降、風評被害も多く、こどもを持つ親御さんたちから、 情報が知りたいという声が上がりはじめました。 こどもを持つ人だけでなく、お孫さんがいる方たちなどからも逗子市の空気や水、土が どうなっているか、情報を知りたいと思っている人が多数いることがわかりました。 そこで、「安心するために」情報を公開していただき、その情報を共有したいと思い、 その旨、要請いたします。 逗子市で暮らしつづけるためにお願いしたいと思っています。 「不安を煽る」のではなく、「安心するため」に情報を公開していただきたいということ、 知りたくない方のために、情報を知りたい人が自らホームページにアクセスする方法を お願いしたいと考えています。 見えないものに対して、過信するでもなく、必要以上に不安になることもないようにするためには 必要な情報を共有することが大事だと思います。 放射能の影響は、5年後、10年後にでてくると言われています。 いまからできることを行政と住民が手をとり合って進めていきませんか? ・逗子海岸浜辺での放射能濃度のデータ 海水浴シーズンは、海水に含まれる放射能濃度を計測し公開してはどうでしょう →県は11日、「県内27海水浴場のうち、サザンビーチちがさき(茅ケ崎市)など7カ所で採水した海水の放射能濃度が、いずれの場所でも測定可能な下限値以下で、不検出だったと発表した。今後は毎週、7カ所程度で採水を続け、各海水浴場とも月1回の採水を行う。さらに、サザンビーチちがさきは定点観測地として毎週採水する。」 との情報がありました。一方でその検査・測定方法が各地で一致していない、との情報もあります。 上記の県の動きは安心へもつながりますが、その測定方法の統一や公開、また不検出とは「0」という値なのか、あるいは微量なので不検出としているのか、微量でも数値が出ているのであれば公表して頂きたい、と考えています。 原子力発電所の状況も刻一刻と変化しており、また海への汚染水流出も続いています。海水に限らず、出来ることなら砂浜の調査も各海岸で行って頂くことをお願いできないでしょうか。 ・神奈川県のホームページ上で公開されている空気中の放射能濃度のデータを逗子市でも計測し 逗子市役所のホームページに掲載するのはどうでしょう。 →逗子市消防本部の測定により、午後2時に計測後ホームページで公開されるようになりました。 今後、もしも高い線量が検出された場合に市の対策も検討・公開して頂きたいです。 (海水、空間線量ともに) ・ガイガーカウンターを各幼稚園、保育園、小学校、中学校に設置し、 学校内の空気、グラウンド上の放射能濃度の測定をするのはどうでしょう ・遠足や社会科見学など、郊外学習の出先においても、放射能の測定をし、 安全な場所へ引率していただくよう、ご指導いただくのはどうでしょう ・各幼稚園、保育園、小学校、中学校内で配膳される学校給食等に使われる食材の原産地を表記し、 お知らせいただくのはどうでしょう →現段階で、北関東の食材は暫定基準以下であっても微量には検出されていると聞きます。 放射性物質の特性上、微量であっても出来ることなら体内に取り込まない方が好ましいようです。 南関東以南で食材を揃えることを再度お願いしたいです。 安全に暮らすためのガイドラインとして、津波や地震、放射性物質への逗子市としての対策を より明確に広報などに掲載して頂き、広報のみに留まらず 日常的な情報を開示していただきたいと思います。 →これまでの対策をいちから考え直し、津波や災害に対しての避難場所や避難方法の見直しを あらゆる事柄について検証してみてはどうでしょうか。 以上を逗子市に要請し、ご検討、実施していただくことを希望いたします。 2011年4月「5年後、10年後こどもが健やかに育つ会 」逗子支部代表 岡本理恵 渡辺都 泉龍太 古川元幸 (補足) 今回の震災・原発事故で、国民一人一人が「知らない」ではすまされない事実が たくさん目に見えてきました。 また、インターネットなどの普及で情報も直ちに調べることが出来る反面、 真実を見極め選択していくことが一人一人に必要にもなってきています。 しかし市民がパニックに陥らないためにも、どんな情報も公開して頂きたいです。 その結果、ではどうすれば良いのか、ということを考えていきたいです。 不安を解消し、予防しながら安全に安心して暮らすためにも、専門知識のある先生方を 招いての勉強会や、行政と市民との対話を今後はより一層、機会を多く設けて頂きたい、と あらためて感じています。 未来へつなぐ、こどもたちの健康・安全を基盤に考えた町づくりを 私たちは望んでいます。 ※「5年後、10年後こどもが健やかに育つ会 」 葉山町で発足された会です。逗子市では逗子支部として動いていきたいと思います。 (補足)現在は、鎌倉・大磯・世田谷・仙台・町田・武蔵野などに広がっています。 各地で少しずつ要請内容は異なりますが、根本として「5年後、10年後こどもが健やかに育つ」という希望の元に活動しています。
by peacezushi
| 2011-05-20 18:54
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